コロナ騒ぎで2月22日から3月8日まで岩槻で開催予定だった<ひな祭りイベント>が中止となった。
今回の企画に<つるし雛と老舗のコラボレーション>というのがあって、
鈴木酒造の酒造ギャラリー、老舗料亭ほていや、レンガの洋風建築の大正館、陶器の店でつるし雛のワークショップもやっていたわた忠と4か所の展示を見てきた。
イベント自体は中止だったので街の中は一通りが少なかったが各会場の展示は見ることができた。
これだけの用意をして、中止というのは各会場の担当者も切なかったと思う。
そして、この展示が圧倒されるような見ごたえだった。
古いおひなさまだけではなくて新しいつるし雛たちも製作者の名前入りで飾られていた。
岩槻は太田道灌が築城した岩槻城の城下町だった。
江戸時代にひな人形の顔づくりが確立されて以来、これが専売品となり、岩槻の人形作りが伝統工芸品として認知され、今や生産量も生産額も日本一の人形の街となっている。
歴史のある街だけに、古墳や寺院など街歩きが楽しめるポイントが多いようだ。
